#RSGT2023 Regional Scrum Gathering Tokyo2023に参加しました (Day0〜Day2)

2023.scrumgatheringtokyo.org

数えたら今年で7回目みたいで、結構な回数参加しているんだなと思いましたが、今年も参加しました。現時点ではまだ2日目が終了しただけで明日もあるのですが、ブログを書きたい気持ちになったので書き始めます。

Day0で知り合いを増やす会を実施しました

confengine.com

この会を開催しました。「知り合いを増やす会」シリーズをやるのが今年で3回目ですが、ProposalにDay0でやりたいと書いたらDay0が誕生して、特にその後改まった連絡もなくそのままDay0が開催されたのはRSGTぽくてとても良いなと思いました。

はじめてのDay0でオンライン開催も初めてだったので、どのくらいの人に参加してもらえるか見えてなかったのですが(開始10分前ぐらいでAki.mさんと2人で雑談してたぐらい人がいなかったのですがw)、見た感じ最大で60人ぐらいはZoomに入って頂いたかなと思います。平日夜のDay0で参加出来ない方も多い中、多くの方に参加頂いて大変感謝しています。

開催時には、当初はZoomのブレイクアウトルームを使う予定が、運営の方との連携の問題で、ホスト権限をもらうことが出来ず、急遽Discordで行うことになるトラブルもあったのですが、参加者の方が自発的にトラブル回避に動いて頂き、比較的スムーズにDiscordで開催することができました。しかしながら、環境の問題等でDiscordで急に通話をすることは出来ない、画面をONにすることが出来ない、など困った方もいらっしゃったとは思いますので、その点は申し訳なかったです。

あと、個人的な反省もありまして、事前にオンラインのみの開催であることに気付いていない方も多く、もっと強めにアナウンスしておけば良かったなと思います。

この原田さんたちのツイートに川口さんが反応して頂いたおかげでConfengineにもオンラインであることを明記できて、気付ける人も増えたと思いますので、大変ありがたかったです。

Discord開催による気付き

急遽Discordで開催することになったのですが、Discordでやると色々と良いことがあるな、と気付きました。

  • 会に参加していない人にも盛り上がっているのが伝わる
  • 遅れて来た人がいても、誰かがフォローして途中参加ができる
  • 当日やりとりしたテキストが残るので他の人が見れる
  • Discordのアカウントが分かるので、Day1以降の連絡が取りやすい

特に、Zoom開催だと、その後Discordで連絡をするのに壁があるような気がしていたので、最初からDiscordを使うのは色々メリットがあるな、と思いました。

一方でやはり懸念もあって、個人的に一番大きかったのは、5〜7人ぐらいでやるワークなので、グループ分けをどうやってやるか、だったのですが、今回部屋だけ作って「みなさん、適当に知らない人が多そうなところに入ってください」だけで分かれることが出来たので、想像していたよりもどうにかなるのかなと思いました。

あとは、チャンネル作りすぎてしまうのが気になってはいるのですが、これはForumを使う?とかDiscordをうまく使えばやり方はありそうな気はしているので、もし来年もやるのであればやり方を考えたいなと思っています。

トラブルからはじまったご縁

そして個人的にとても大きかったのが、最初にやり方を説明する中で、「私はワークに参加しないので、私は知り合いを増やせません」を定番の自虐的冗談にしているのですが、今回のトラブルがきっかけで、そんな私にchiemi先生にうきうきなっとうの3人を紹介してもらったことです。

というのも、うきうきなっとうの3人には聴覚障害あるのですが、Zoomであれば自動文字起こしがあるため、それで交流が持てる想定だったのですが、Discordに変わってしまったため、通常の参加を諦めて、代わりに暇をしているであろう私と交流するという案を提案してもらいました。

私はこれまで聴覚障害がある方とコミュニケーションを取る機会がなかったので、正直どうなるか全く想像つかなかったのですが、せっかくの機会なのでと思いお話させて頂きました。

これが期待以上に私にとって学びの多い時間となりました。聴覚障害について個々人の違いを伺ったり、聴こえる人たちの中に入る難しさを少し理解できたり、そういう状況を改善するためにみなさんがチャレンジしていることに刺激を受けたり、と「なるほど〜、勉強になるわ〜」を連発していました。

こちらとしては特に苦労なく会話できたことにも驚きました。伝わりにくい部分はテキストチャットとかを使うことになるのかな、と想像していたのですが、発話した内容を補足するためにチャットを使うことはありませんでした。これが何故かには当然個人差があるようなのですが、長く会話をしているとだんだんと分かるようになる(なので普段から家族や幼馴染のような付き合いが長い人の言葉は分かる)、というのもあるそうです。これも知らないことでした。

さらに現地でコミュニケーションの難しさを知る

うきうきなっとうのみなさんはDay1で発表をされていたので、それを見たりはしていたのですが、Day0でがっつり話をしたので、Day1は軽く挨拶をするぐらいでそこまで話をしていませんでした。音声認識のソフトを使って何かされているのも認識はしていたのですが、軽く見ただけでした。

ただ、Day2に向かう電車の中で、うきうきなっとうのふじえもんさんが書いたブログを読んで、とても感動しました。

note.com

気持ちをうまく言語化ができるか自信はないですが、私自身はDay1の時点では何となく音声認識で話したことがテキストになるな、ぐらいのことしか考えていなくて、彼らのチャレンジが詰まっていることに全然気付いてなかったなと思いました。

なので、改めてDay2ではうきうきテーブルにお邪魔して、音声認識ツールを使いながら、やまもとさんに色々とお話を伺いました。

改めて音声認識ソフトに出てくる文章を見ていると、複数人で同時に発話していると全部の言葉が1人の発言にまとまっていることに気付きました。これは、音声入力のためのマイクは複数でもそれをまとめて1人のユーザーとしているので、その場では仕方がないことではあるのですが、この表示に依存して会話をするのは難しそうでした。話す人ごとにユーザーを作ってログインして、みたいなことをすれば解消はしますが、その環境を都度作って会話するハードルも高いですね、という話もしました。表示される言葉も微妙に違うことがあるので、こちらとしても違う意味で伝わりそうで怖いなと感じました。出力されたテキストを修正することは出来て、変更したところが色が変わる機能もあるようなのですが、一気に進む会話だと補正も大変だろうなと思います。

あとは、視覚が重要な情報になることも学びました。音声認識されたテキストをじっと見ていると、会話している相手の顔が見れないので、複数人が同時に話しているような状態だと、誰が話しているのか見落としてしまいます。Google Glassのような感じで、VR上にテキストが出てきてくれると便利だろうなと想像しました。やまもとさんからは話す人によって色のつく場所が変わるスピーカーも見せてもらいました。

口の動きについても同様に重要な情報で、何を話しているか知る情報源になるということは、やまもとさんがブログにも書かれていました。

note.com

私は口が見えるマスクを付けてはいたのですが、付ける位置が低すぎて肝心の口がちゃんと見えていなかったことを教えてもらいました。

何というか、総じて、話す(伝える)ことについても聴く(相手を見る)ことについても、自分のコミュニケーションの雑さに気付かされる学びの多い時間でした。

巻き込んだり巻き込まれたりが楽しい

この一連の流れはRSGTが始める前は全く想像していなかったことで、事前に何となくchiemi先生が挑戦されている気配を感じてはいたのですが、あまり詳細には追っていませんでした。一方で、Day0の開催は自分にとっては今年のRSGTでの挑戦であって、そこにchiemi先生とうきうきなっとうのみなさんが巻き込まれてくれたおかげで今回の出会いが生まれるきっかけになりました。そして、私もうきうきなっとうのみなさんの挑戦に巻き込まれて、すごく学びの深い体験ができました。

それぞれの挑戦だけに留まらない、こうした相互作用がコミュニティの魅力であり醍醐味であるな、と感じます。こういう機会が得られる場があることに感謝しています。

RSGT2023 Day0で「知り合いを増やす会」をやります!!

スクラムギャザリング&スクラムフェス Advent Calendar 2022 - Adventar 14日目の記事です。

2023.scrumgatheringtokyo.org

来年1月に開催されますRegional Scrum Gathering℠ Tokyo 2023では、通常の開催3日間の前にDay 0が追加されました。私はそこでオンラインのワークショップ

を実施させて頂く予定ですので、本記事ではその内容を紹介させて頂きます。

「知り合いを増やす会」をやります

実施するのは、このワークショップです。 confengine.com

個人的な体験として、知り合いが増えてからのRSGTが別物のように楽しくなったので、お節介ながら、どんどん皆さんにも知り合いを増やして欲しいと思って開催する会になります。

私は、RSGTに限らずコミュニティやカンファレンスなどに参加してもうまく輪の中に入れず寂しい気持ちになることがこれまでに何度もありました。誰が悪いわけでもなく、ただ入っていけない自分の不甲斐なさとも相まって参加するのをやめてしまう、ということもありました。

RSGTでも参加し始めた当初はネットワーキングパーティがあっても誰と話せば良いのか分からず、うろうろして終わるといった状態で、何となく虚しくて参加するのを止めたこともあったのですが、知り合いが増えてから参加したRSGTでは色んな人と話すことができたのがすごく楽しくて、「ああ、これがギャザリングか」と感じたことを覚えています。

あまりの楽しさに目玉が飛び出しました
あまりの楽しさに目玉が飛び出た様子

もちろん参加には色々なスタンスがあると思いますので、交流を強制したいわけではないのですが、最近のRSGTはセッションを見たいだけであればチケットを買わなくても動画が公開されますし、カンファレンスではなくスクラム実践者が集まる「ギャザリング」であることを大事にしていると思っていますので、チケットを買って参加される方には是非色んな人と話してもらいたいなと勝手ながら考えています。私も色んな方とお話したいです。

これまでにRSGT2021, RSGT2022でこのワークショップを実施したのですが、ありがたいことに大変好評を頂きました。何人か知り合いが出来ることで、RSGTの参加が楽しくなったと感じて頂けることが多いです。これまでは、このワークショップをDay 1の最後にネットワーキングパーティの時間を使って実施していたのですが、今回からDay 0で実施して、Day 1の最初からワクワクして参加できる状態になってもらえたら良いなと考えています。

ワークショップの内容について

『記者会見ワークショップ』を実施します。(知り合いを増やす会としてこのワークショップを実施するというアイデアは@spring_akiさんから頂きましたmm)

最初に私が質問をいくつか用意していますので、それに対する回答を考えてもらいます。質問は、「RSGTへの参加は何回目?」とか「RSGT参加に向けて不安に思っていること」とか「今チャレンジしていること」とか、そんな感じになると思います。

次に、5〜7人のグループに分かれてもらいます。今回は完全にオンラインを予定しているので、Zoomのブレイクアウトルームでランダムに分かれてもらいます。

グループで1人を選びます。まずその人から最初に私の質問に対しての回答を簡単に話してもらいます。この時話した人が『インタビューを受ける人』で、その他の人が『インタビューをする人(記者)』になります。インタビューをする人は、最初の回答に対してどんどん鋭い質問をして頂いて、インタビューを受ける人からより良い回答を引き出しましょう。

だいたい1人10分強ぐらいの持ち時間でインタビューを終えて頂き、次の方に変わってもらって、同じようにインタビューを受けるという流れを繰り返します。なので、1人1回はインタビューを受ける形になります。全員がインタビューを受ければワークショップとしては終了になります。

話すネタが決まっていることと、自分が一生懸命話すというよりは聞く人から掘り下げてもらえる、という点で、ワークショップに慣れていない方でも参加のハードルは低いのではないかな、と考えています。

こんな感じになったら良いなと思っていること

本当に勝手なイメージですが、この会をきっかけにして、その後こんな感じでワイワイしてもらえたら良いなとか想像しています。

  • Day 0で残れる人は残ってDiscordで雑談する
  • Day 1以降でチャットしたりボイスチャンネルに入ったりしようかなという気持ちになる
  • Day 1以降で他のワークショップやCoaches Clinicにも行ってみようかなという気持ちになる
  • Day 3でOSTに何かテーマを出してみようかなという気持ちになる
  • オンライン参加の人がDay 1以降でDay 0 で知り合った人とボイスチャンネルでセッションの感想戦をやる
  • オフライン参加の人がDay 1以降でDay 0 で知り合った人と現地で遭遇して挨拶したり一緒にコーヒーを飲んだりする
  • 知り合いの知り合いを紹介してもらって、知り合いが増えていく
  • RSGT終わった後でも何かで見かけて「あ、○○さんだ」とちょっとテンションが上がって、声をかけに行く

私自身はコミュニティにとてもお世話になっていて、色々な人からたくさん学ばせてもらったり助けてもらったりしているので、そうした繋がりが生まれるきっかけになれば良いなと思っています。

色んな方にご参加頂きたいです

主なターゲットは、初参加の方や久しぶりに参加する方(ドキドキしている方)ですが、よく参加している方にも是非来て頂いて色んな話をしてもらえると良いなと思っています。平日の遅い時間にはなりますが、皆さまのご参加を心よりお待ちしてます!

いきいきに繋がる学びのプロセスである自己調整学習の紹介

これはいきいき Advent Calendar 2021 - Adventar22日目の記事です!

いきいきするために個人的に推したい自己調整学習について簡単にご紹介できればと思います。

自己調整学習とは

すごくざっくり言えば、学習のプロセスに対して、学習者が能動的に関わることだと認識しています。

代表的な研究者であるZimmermanによれば自己調整とは「学習者が、メタ認知、動機づけ、行動において、自分自身の学習過程に能動的に関与していること」とされています。

推しポイントは「自律」

自己調整学習の理論について詳しく説明することは本望ではないので、自分の推しポイントを紹介させてください。

自己調整学習について学んでいると「自律」がキーワードだなと感じます。

例えば、動機付けについて有機的統合理論というものを紹介します。 f:id:bonbon0605:20211220201242j:plain

動機づけについて、「内発的」か「外発的」かという比較がされることが多いですが、 ここでは「自律的」か「統制的」かという比較に注目して頂きたいです。

外発的動機づけの一部にも自律的に分類されるものがあって、自己調整学習の観点では自律的な動機づけかどうかが重要視されます。

このように自己調整学習については学んでいると「自律」という言葉が出てくるのですが、この「自律」に注目するのがとても大事だなと感じています。

なぜ「自律」?

自律って自分で自分を律することなので、自分の考えや基準を持つことだと思っています。

別の言い方をすると、他人の物差しではなくて、自分の物差しを持つことだなと思います。

他の人がどれだけすごいことをやっていても、それはそれとして(そこから学ぶことはあるとしても)、

自分にとって何が重要か、何が必要か、ということを考えて、大切にして、自分に合った学習をしていく、という自律の精神は、いきいきすることに重要ではないかと思っています。

上で引用した動機付けの資料を参照してもらうと、自律的でない(統制的な)動機づけは「やらないと叱られる」とか「やらないと恥をかく」というような「やらされている」感じが強いと思います。これでは、いきいきとは言えないでしょう。

逆に、自律的な動機づけは「やりたい」とか「楽しい」といった、いきいきを感じる言葉が並びます。

こうやって見てみると、自律が、いきいきに繋がっていくように感じてもらえるのではないかと思います。

そしてそれができる学習者を育てることを考えている自己調整学習の理論は、いきいきするための理論と言っても良いのではないでしょうか!

もうちょっと詳しく知りたいよ、という方へ

去年のScrum Fest Osakaで自己調整学習について発表した資料がありますので、参考になればと思います。(引用文献も記載していますので、より正確な情報はそちらで)

「自己調整学習」の理論から、よりよい学びのプロセスを考える / Scrum Fest Osaka 2020 - Speaker Deck

保育園に電車で通う我が家の暮らしのご紹介

子育てエンジニア Advent Calendar 2021 - Adventar 12日目の記事です!

我が家の保育園事情がちょっと珍しいのではと思うので、それに付随した暮らしの様子をご紹介をしたいと思います!

家族構成

  • 妻(フルタイムの会社員)
  • 長女(5歳、保育園の年中)
  • 二女(1歳、保育園の0歳クラス)
  • 私(フルタイムの会社員)

練馬区在住

保育園構成

  • 長女の保育園:新宿区(電車通園で約1時間)
  • 次女の保育園:練馬区(徒歩通園で約5分)

これまでの簡単な経緯〜現在

  • 2016年長女が生まれる(この時、新宿区在住)
  • 2017年保育園入園(この時、保育園まで徒歩で約10分)
  • 2019年練馬区に引っ越し
  • 2019年練馬区の保育園に落選したことから、新宿区の保育園を継続して通園することに
    • 妻の勤務地が新宿区であったことから新宿区の保育園には継続して通園可能だった
  • 2019年は毎日ベビーカーで満員電車に乗って送迎する日々(大変だった)
    • 毎日ベビーカーで混雑したホームを突き進むのがとても大変だった
      • そうしないとベビーカーのスペースがある車両に乗れず、一応駅員の方にも相談したが突き進むしかないという回答
    • しかしベビーカーのスペースには人が立っていて、譲ってもらえることは稀だった(でもそれ以外のスペースはもっと乗れないので、そこになんとか乗る)
  • 2020年に次女が誕生し、妻が産休/育休に
    • ほぼ同時に新型コロナウィルスが襲来して電車通園が怖くなる
    • ほぼ同時に私もリモートワークに変わり電車に乗らない日々になる
    • 長女はしばらく保育園には行かず家で過ごす
    • あまりにも長女が家で退屈をしていてかわいそうなので、コロナの様子を見つつ、2020年度途中から通園再開
    • 長女を迎えに行っている間はどちらかが次女を見る形
  • 2021年に妻が職場復帰
    • どちらかが長女を送り迎えし、どちらかが次女を送り迎えする形
    • 長女の保育園の近くには妻の実家があるので、妻が長女を送り、実家でリモートワーク、お迎えに行って帰宅するという日々、だった
    • 秋頃からお互い週に何日かは出勤するようになり、現在はお互いの予定を確認しながらどちらがどちらの送り迎えをするのかシフトを組んでいる状態

ちなみに、娘の保育園を新宿区から練馬区に変更する挑戦は最初の年しかやっていません。理由としては、0歳から一緒にいる友達と離れてしまうとかわいそうだなという気持ちと、0歳から知っている子たちの成長をもっと見たいなという気持ちと、実家が近いので困った時にお迎えに行ってもらったりできるのは大きいという気持ち、などがあります。

実際にどんな1日のスケジュールになるのか

私(父)視点で、順調に進む時はこんな感じかなというスケジュールです。

04:00 妻起床。自分の支度を終える
06:00 私と子供たち起床。支度する。
07:00 妻と長女が保育園に出発
07:20 私と次女が保育園に出発
07:40 私が帰宅
07:45 私が在宅で勤務開始
11:00 私が会社に移動
16:30 私が会社を出て保育園に
18:10 私と次女が帰宅
18:15 夕飯の準備開始つつ、次女にご飯も食べさせ始める
18:45 妻と長女が帰宅
18:50 次女にご飯を食べさせるのを妻と交代しつつ、夕飯を仕上げる
19:00 夕飯を食べ始める(この時間に始まれば結構順調)
19:30 夕飯を食べ終わる(この時間に終わればかなり順調)
20:30 妻と手分けして、夕飯の片付け、洗濯、子供の様子を見る、などをしながら、お風呂に入る前にやることを終わらせた状態に
21:30 子供をお風呂に入れて、髪を乾かしたりとかして寝られる状態に
22:00 寝かしつけているのか、寝かしつけられているのか分からない感じで寝た人から寝ていく
XX:XX 次女が真夜中に突然の大泣き(理由は不明)!!

困っていること

  • とにかく時間がない
    • ちょっと気を抜くと寝る時間が遅くなって、翌朝がつらい

工夫していること

妻しかやれないタスクを減らす

ついつい家事全般を妻に甘えてしまうところがあって、気がつくと妻はやっているのだけれど私はやり方を知らない、というタスクが発生しがちです。そうすると全体のフローの中で私が妻の作業を待っている時間が長くなることが多いです。

私がやれることを増やすと、順番を入れ替えたり、並行でやったりするなど、フローの改善がやりやすくなって、全体のリードタイムを短縮できることが多いです。

頼れるものは頼る

幸い自宅の設備は充実していて、いろいろと短縮できている作業は多いだろうと思っています。

ガス乾燥機は1時間ぐらいで終わりますし、ガスの浴室乾燥もあるので量的にも問題ないですし、乾燥機でグルグルしたくないものを干すこともできます。食洗機も大きいものをつけたので、鍋やフライパンもまとめて洗えます。食器は食洗機対応のものしか買わないようにしているので、手洗いはほぼないです。

食事も作れる時は作りますが、作れない時はテイクアウトなどを利用することも多いです。 イシイのミートボールにもよくお世話になっています。作る時も、調理ができる電子レンジを使っているので、肉や魚を焼くときもボタン1つであまり見守らなくて済むのはとても助かっています。

あと、長女の保育園と妻の実家は近いのでとても助けてもらっています。長女は妻の実家が第2の自宅というぐらいに慣れているので、週に1日ぐらいは1人で泊まったりしています。そうなると親2人で次女を見るだけの状態になるので、良いリフレッシュになっています。(このタイミングで夜に勉強会に参加したりできることも)

また、妻の実家からばあばが我が家に泊まりに来てもらえることも多くて、週末に来てもらって孫と遊んでもらうことで自分の時間が作れたりすることもあります。

最悪1人でも回ることを確認しておく

頼るのとは逆の話になりますが、現状は両親ともが基本全力の状態でなんとか回る状態に近いので、どちらかが体調不良になった場合でも、それに対応できるプランを考えられるようにはしています。と言っても、平日であれば両方が休んで元気な方がワンオペで面倒を見れるようにしておくぐらいの話でまとまりそうな内容ではありますが。(コロナの関係で、今は家族の体調不良でも保育園に預かってもらえなくなるので、親のどちらかが体調を崩したら基本的に両方とも休みことになります)

両親ともが体調不良になったことは今のところないのですが、そうなってしまったらどうなるのか。気力で乗り切るしかないですかね。

今後の展望

来年度を乗り越えれば長女は小学校に入ってくれるのでだいぶ楽になることを期待しています。小学校は家から徒歩1分の所にあります。

次女も少しずつ大きくなってきて、言葉が分かってきたり、1人でYouTubeKidsを延々と観ることもできるので、世話をする時間も減ってくるのかなと思っています。

最後に

こうやってふりかえってみると、ちょっと保育園に通うのが大変な状態にはなっているのですが、妻の実家のサポートがあったり、私と妻の両方が保育園の送り迎えをできる労働環境であったり、周囲の環境に恵まれていることでそこまで大変な状態にはならずにやっていけているのかな、と思います。

一方で、これだけ恵まれていても、2人の子供を育てるだけでそれなりには大変なので、世の中にもっと大変な経験をしながら子育てをされている方がたくさんいらっしゃるのだろうと思います。

自分自身の経験としては、ベビーカーで送迎していた時が特に大変で、今思えば時差出勤をしたりしてラッシュ時間を避けて送迎できれば随分と楽だっただろうなと思いますが、当時はそこまでの発想に至りませんでした。

世の中便利になっているので、気付いていないだけで子育てが楽になる方法はたくさんありそうな気がしていて、そういう事例やヒントが得られそうな 子育てエンジニア Advent Calendar 2021 - Adventar は素敵ですね!

#RSGT2021 Regional Scrum Gathering Tokyo 2021に参加しました

2021.scrumgatheringtokyo.org

いやー、RSGT今年も最高でした。まずは、今年も無事RSGT参加できたということに感謝の気持ちが大きいです。 運営の皆様、スポンサーの皆様、参加者の皆様、職場の協力、家族の協力があって最高の体験ができているということを忘れてはいけない。

RSGT開催前に思ったこと

発表準備で緊張していたこともあると思いますが、何となくあっという間にRSGTの日になってしまうな、自分の中でまだテンション上がっていなくてオンラインでも楽しめるかな、とか思っていたんですが、@martin_lover_seさんのこのブログが最高で、読みながら100回ぐらい頷いて自分の中でもやもやしていたことを晴らしてくれて、「楽しめるかな、じゃなくて、自分で楽しめるようにするんだよ」という強めのキャラクターが自分の心の中に誕生しました。

martin-lover-se.hatenablog.com

ワークショップを実施しました

Speakerとして初めてのRSGT参加。「とにかく知り合いを増やすことを目的とした会」というワークショップを実施しました。

confengine.com

www.slideshare.net

発表資料でも触れていますが、この会は自分自身の過去の体験から、こういうのがあったら自分が嬉しいな、という気持ちでプロポーザルを出しました。想像していた以上に大きな反響を頂いて、恐縮するのと同時に、誰かの役に立ったのであればとても嬉しいなという気持ちでいっぱいです。

今回のRSGTに限らず、多くのカンファレンスに共通する課題でもあったりすると思いますので、これをきっかけに私がやったやり方だけでなく色々な人が色々なやり方を試してもらえたりしたら最高だなと密かに期待しています。

みなさんのご協力があってワークショップが実施できました

ワークショップ開催にあたっては非常に多くの皆様のご協力がありました。

まずは、@spring_akiさんには企画の具体的な内容を一緒に考えるのを手伝って頂いて、ほとんどakiさんの企画なのでは?という感じで、助けて頂きました。しかも、akiさん自身の発表の中でも私のワークショップを紹介して頂けたりして、感謝し尽くせないです。

また、共同登壇者の@nolick1219さんも、公私ともに忙しそうな状況にも関わらず、ワークショップ手伝いの依頼を快諾して頂きました。私が現地には行けなくなってしまったため、現地のファシリテーションをお願いしたのですが、期待通り/期待以上に現地が盛り上がっていて、本当にお願いしてよかったなぁと思いながら見ていました。事前の打ち合わせで、詳細な流れの確認とか細かい部分の詰めとかも一緒にやってもらったのもとても助かりました。自分だけだったら、もっと散々な会にしてしまっていただろうなと思います。

それ以外にも多くのコミュニティの方々に助けられました。そもそもプロポーザルを出すときに後押しをしてもらいましたし、プロポーザル採択のときにも推薦のコメントを頂けたりしました。また、実行委員の方からはワークショップ内のコロナ対策についてコメントを頂けたりして、ワークショップ開催者として未熟な部分をフォローしてもらえてとてもありがたかったです。

ワークショップの後に気付いたこと

前述の通り良いコメントをたくさん頂けてありがたい限りなのですが、謙遜ではなく、自分の中でそんなに特別なことをしていない感覚があって、それは何故なのだろうかと考えていました。

ふりかえってみると、私とコミュニティとの出会いはRubyコミュニティ、特によちよち.rbでの活動で、よちよち.rbでの体験が大きく影響していそうだなと気付きました。

よちよち.rbは名前の通り初学者を対象としたコミュニティで、最初の自己紹介にめちゃくちゃ時間を取ってました。初学者のコミュニティに対する不安をできるだけ払拭したいという気持ちが強いコミュニティだったと思います。そして主にグループワークでRailsチュートリアルを読む、という活動をしていました。読むペースはめちゃくちゃ遅いんですが、細かい表現の解釈とか個人個人の持つ疑問に向き合ったり、時には脱線して話が弾んだりすることで、すごく学びが深まったことを覚えています。そういうことを週に1回ペースでやっていたので、コミュニティの仲間とは、勉強会の内容を超えて仲良くなりました。よちよち.beerをやったり、私の結婚式にはサプライズでアプリを作って電報で送ってきてくれたり、一緒に野球を観に行ったりしていました。(こうやって思い出すと最近は交流の機会が減ってしまっていてさみしいですが)

こういう原体験があっての企画であることに気付いて、自分の経験が繋がっている感じがして、とても嬉しく感じました。また、よちよち.rbは永和システムマネジメントさんに大変お世話になっているコミュニティなので、平鍋さんにこの気付きと感謝の気持ちを伝えられたことが個人的にはRSGTの中での大きな出来事でした。

それ以外の感想

  • コロナ以降、Discordのホワイエやスクフェスを通じて実験してきた結果が見事に繋がっていることに感動しました。何が良いかはっきり分からないけど、実験を繰り返して出来ることを増やしていくっていう見本をRSGT自体が見せてくれているなあと。
  • 参加者の練度が高くて、良い意味で勝手にやってしまうのが見ていて心地良いです。懇親会の中で、RSGTの参加者の多くは自分をお客様だとは思っていないんじゃないかって話をしたのがおもしろかった。
  • オンライン参加組としてはオフライン参加は羨ましい以外の何物でもなかったが、意外とオフライン側からはオンライン側が羨ましかったみたいな意見も耳にしました。それでもオフラインの方が偶発的な出会いとか会話が多くなるからオフラインを選んでいる、という話だったので、オンラインの方が良い点もある、ぐらいの話かもしれないです。
  • 録画が観れるというのは明らかにメリットだと思っています。RSGT当日じゃなくても後日にもいくらでもディスカッションする機会が持てる(当日の気持ちの高ぶりみたいなものはあるので、完全に同じではないかもしれないですが)。そう考えるとRSGT開催期間中はネットワーキングだったりDiscordに参加できているっていうことの重要性が上がっているんじゃないか。もちろんどういう形で参加したいかにもよりますが。逆に言うと、開催期間後もDiscord上でネットワーキングできたら良いんですかね。参加者が継続的にDiscordを見る仕掛けができたら良いのかな。
  • 及部さんのセッションで言っていた「反骨心」って言葉が理由は分かっていないんですが気になりました。以前にも聞いたことがある言葉のはずなので、今気になったということは自分の中に何か気付きがあったのではないか。もうちょっと深堀して考えてみたい。
  • 野中先生の話はとても勇気づけられました。動画を永久保存版にしたい。

Scrum Fest Mikawa 2020 @onlineに参加しました #scrummikawa

www.scrumfestmikawa.org

三河豊橋)で行われたスクラムフェス三河に参加しました。こういう類の会は何度か参加させて頂いていますが、初めて実行委員?スタッフ?としてに参加させて頂きました。でも、実行委員のこととかはいったん置いておいて、純粋に参加者としての感想を書きます。

スクラムフェス三河について簡単に説明すると、参加者は基本オンラインでの参加になりますが、実際に三河の会場をお借りして、登壇者とスタッフはその場に集まり、三河の会場には本格的な撮影スタッフの方が中継するZoomトラックが1つと、通常の画面共有でのZoomトラックが2つ、計3トラックで行われました。発表以外のコミュニケーションにはDiscordを利用しました。

Day1 基調講演

及部さんの基調講演。「スクラムと向き合ってみよう」というお話。自分の解釈としては、それぞれの人がそれぞれのストーリーをもっていて、いろいろな実験・試行錯誤をやっているんだから、カンファレンスでそれぞれの実験の話をしよう、自慢し合おう、という内容だと捉えました。

この「ストーリーを語る」ということは、実は、この基調講演以前から、自分がちょっと腹落ちできていなかった部分でした。どういうことかというと、カンファレンスでそれぞれの体験談を聞くのはおもしろいのだけれど、じゃあそれが自分を含めて他の人に役立つ内容になるのかというと、近い経験とか悩みをもっていれば参考になるのかもしれないけれど、そうでなければただおもしろいだけで終わってしまうのではないか、みたいなことでした。

これは、自分は普段、学習科学など、理論を学ぶことが好きなので、そういう観点からの影響もあるのかもしれません。具体的な話は分かりやすいけれど、応用がしにくいという印象を持っています。(逆に理論的な話はいろいろな場面で使えるけれど、自分の具体的な経験と結びつかないと理解できない。)

しかし、スクフェス大阪の基調講演での永瀬さんも、「プロセスの話なんかしていないで、実験の話をしよう」(雑な解釈)というようなことを話されていたし、なぜスクラムフェスでストーリーを語るのが重要なのかよくわかっていない自分は、何か見落としている(勘違いしている)のかなというような感覚でいました。

ちなみに、いろいろな人のストーリーを聞くのが嫌とか、つまらない、みたいなことは全くなくて、むしろ大好きです。

なので、及部さんの基調講演を聞いて、やっぱりそれが大事なのかー、なんでだろうなー、という気持ちでいました。

Day2

2日目は実行委員の割り振りでZoomトラック1の担当になっていたので、Zoomトラック1のすべてのセッションを拝見しました。

印象的だったのは、今回この三河で発表するのが初めてだ、とおっしゃっている方がたくさんいらっしゃったことです。なぜ三河で発表なのかとというと、(全員がそうではないかもしれないですが、)そんなに人も多くなさそうだし、ハードルが低いと感じた、という意見がありました。これは開催に関わった者としてとても嬉しく感じました。この会があったからこそ、この人の話が聞ける!

あとは、トリを務めてもらった、さいとうさんの話。さいとうさんが発表しているのを聞くのは今回が初めてだったかもしれないですが、腹を抱えて笑いました。よく出来た落語ってこういう感じなのかなというぐらい(落語全然知らないですが)、さいとうさんの失敗談の話で、落ちが読めているのに落ちでめちゃくちゃ笑ってしまいました。この時に思ったのは、さいとうさんとはここ1年ぐらい色々と話をする機会があって、親しみがあるのですが、そのさいとうさんの話だからこそ、この話がこれだけおもしろいんだなあということです。全くさいとうさんを知らない状態でもある程度はおもしろかったと思いますが、さいとうさんを知っているからこそ、おもしろい、言ってみれば内輪のおもしろさがありました。

ちょっと話は変わりますが、普段参加している教育心理学関連の勉強会で今、正統的周辺参加、という内容を扱っています。

状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加

状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加

  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 単行本

これまで扱ってきた中で一番じゃないかというぐらい内容が難しくて、正直全然まだ内容を吸収できてはいないのですが、1つ分かったポイントとして、「実践」と「学習」というものを考えるときに、「学習の中に実践がある(学習の方法の1つに実践がある)」と考えるか「実践の中に学習がある(実践することによってのみ学びがある)」と考えるか、という話があります。 正統的周辺参加では、後者だと主張されています。ここで、もしかしたら正しい解釈から外れてしまうかもしれませんが、Day1のところで触れた、なんでストーリーが大事なの?をあてはめると、「学習の方法として実践(ストーリー)が良いものなの?」ではなくて「実践(ストーリー)の中に学習がある」と考えるべきなのかもしれません。

正統的周辺参加のちゃんとした説明ができなくて申し訳ありませんが、つまりは、コミュニティというのは、別に何かを学ぶとかが第一義なのではなくて、実践する仲間を作る(参加する)のが第一義なのではないか、と感じたのです。例えば、学ぶことが第一義なのであれば、正直「〇〇やってみました」みたいな話は、新規性がなければ不要なのかもしれません。聞いたことのない理論とか新しい取り組みをしている人だけが話せば良いのかもしれません。でも実践する仲間を作るのが第一義なのであれば、知っている人の話は、あの人の話がもっと聞きたい、となるし、知らない人の話だったら、どんなことをやっている人なんだろう、と興味がわきます。普段いろんなところで頑張っている仲間が集まって、自分のやった成果を自慢し合う、話しても楽しいし、聞いても楽しい、気付いたこととか話して刺激をもらってさらに楽しい、それがフェスってことなのかな、と感じました。もしかしたらすごく当たり前のことを言っているだけなのかもしれないですが、一周回ってその当たり前が腑に落ちました。

そう考えると、何となく登壇する人ってすごい話をしないといけないような気がするんですが、別にすごくなくても失敗で終わっても、自分はこんなことをやったよ、っていう生活発表会をすれば良いのかな、と思いましたし、東京だけでやるのではなくて、各地方でやって、各地方ごとでハードルを低く感じたりしながら、発表できる人がどんどん増えることっていうのは素晴らしいことだなと感じるようになりました。それできっと、その中にコミュニティとしての学びも生まれていくのだろうと思います。

というわけで、いろいろな気付きもあり、個人的には大変貴重な経験をさせて頂きました。少し残念だったのは、オンラインだと懇親会に参加してもらえる人もあまり多くなくて、こういうカンファレンスでは参加者同士で話すのがとても有意義だと思うので、話せる人が少なかったなと思いました。それでも懇親会で楽しい話もできましたし、話したことのなかった方とも話せたので良い機会であったことは間違いないです。

今回リアルタイムで見れなかったセッションは録画で見れるはずなので、それも楽しみにしています。

本当に無事に終わってよかったです。みなさま、ありがとうございました&おつかれさまでした!!

Scrum Fest Osaka 2020に参加したのと、自己調整学習の話をしました #scrumosaka

Scrum Fest Osakaとは

www.scrumosaka.org

昨年はオンサイトで開催されたのですが、今年はCovid-19の影響で、オンライン開催になりました。オンラインになったら、なぜか数々の地域とAgileコミュニティがそれぞれをセッションを持つ形で、同じ時間に19セッションが同時に行われ、セッションの総数が1日で100近いものになるという、ちょっと何を言っているのか分からないカンファレンスになりました。

Scrum Fest Osaka開催前の話

自分の中では、まずは開催前の流れが印象深くて、

  • 1月に参加したRSGTで後押しを受けてRSGT開催中にプロポーザルを出す
  • 3月ぐらい?にプロポーザルをApproveしてもらうものの、すでにCovid-19でカンファレンスが続々中止になっていたので、実際開催されるの?という気持ちでいる
  • 5月中旬ぐらいにオンラインで開催されるので、予定とおり発表するか聞かれる
  • もう開催は厳しいと思っていてあまり準備もできていなかったのと、オンラインで実施するというので、(プライベートと仕事もバタバタしているし、で)発表をやるか、かなり迷う

みたいな流れで、発表しようかめちゃくちゃ迷いました。下手に承諾して、誘われた三河のトラックに穴を空けたら申し訳ないな、とか、仮にやれたとしてもめちゃくちゃ大変なんじゃないか、そこまで無理する必要ある?とか色々考えてました。一方で、すごく楽しそうだし、新しい試みに自分も参加したいという気持ちもあって葛藤していました。

なので、最初、発表するか意思決定できず、 f:id:bonbon0605:20200627154922p:plain みたいな感じで、コメントしてました。

そのあとかわぐちさんに言われたのがこれで f:id:bonbon0605:20200627155121p:plain (上の40分っていうのは別の会話の返信なんですが)

あー、ドタキャンで良いのか、って思わせてもらったのが自分にとって大きくて、ほんと全然うまくいかないかもしれないけど、めちゃくちゃ楽しそうだし、とにかくやってみようと思えたのが体験としてとてもよかったです。自分もこういうことが言えるようになりたい。

そのあと、各地のセッションやコミュニティがどんどん勝手に盛り上がっていって、みんなほんとにすごいなーという思いと、自分はこの会そのものが「Covid-19の影響で、できない」って思いこんでいたので(すでに他の場所でDiscordもZoomも体験していたのにも関わらず!!)、世の中を変えていくパワーというか瞬間を見たというか、始まる前から貴重な経験させてもらっているなと感動していました。

これって本当にすごいなと思っていて、前例とかなくても(知ってるやり方を駆使して)突き進めるのが、さすがアジャイルコミュニティという感じがして、これまでアジャイルコミュニティが培ってきた「練度」が高いからこそ、こういうことができるんだろうなと思います。

自己調整学習の話をしました

speakerdeck.com

というわけで、なんとか準備をして、最近興味をもっていた自己調整学習の話をしてきました。

ちなみに、このスライドを作るのに際しても、普段参加しているコミュニティの方にフィードバックをたくさん頂いて、内容をブラッシュアップできたので、大変ありがたかったです。

世の中には素晴らしい人がたくさんいたり、素晴らしいことがたくさんあるわけですが、「何が良いか」っていうのを知る大切さと同時に、DIYの大切さというか、自分にとって素晴らしいものを作っていく(見つけていく)っていうのが大事だなっていう思いを主軸に発表させてもらいました。

あと、教育心理学的には、「科学的概念」が自分の持つ「素朴理論」と結びつくことで理解できて、それを結びつけるためには、わかりやすい説明を聞いて自分でことばにすることが大事なので、実際に言葉にするためのテンプレートを用意したりもしたのですが、やっぱりセッション内でやった方が実施する気になると思うので、次の機会があれば、手を動かすワークとかもしながら発表できたら良いなと思いました。

クロージングのあと、めちゃくちゃ話をしました

クロージングのあと、懇親会的にDiscordで話をしたりするんだろうな、とは思っていたんですが、特にどこにいくとも分からずふらっと立ち寄ったボイスチャンネルで、途中多少の休憩を挟みつつ、夜中3時ぐらいまで話続けてしまって、最高でした。

セッションの録画が公開されたら、それを観てまた色んな話がしたいなー。

Scrum Fest Onlineは続く?

Discordがいつまで使えるのかとか全然分かっていないんですが、会が終わった後でも当時の会話が追えたり、感想ブログを見て実際の発表が後追いで見れたりするのが、Online カンファレンスの魅力かなと思います。参加者も多いので、ちょっとタイミングが合えば一緒に観たりもできますね。発表者と一緒に観ることも可能!

なので、いったいいつになったら終わるのか?あまりよく分かっていません。とりあえず録画の公開が終了したらひと段落するんですかね。

カンファレンスが始まる前から熱力があって、カンファレンスが終わっても熱量はあって、カンファレンス当日を頂点に熱量が正規分布しているようなイメージを持っているのですが、これまでのカンファレンスとは違う変化が、おもしろいなーと思ってます。

というわけで、SFOまだまだ楽しみたいと思います!!