Scrum Fest Osaka 2020に参加したのと、自己調整学習の話をしました #scrumosaka

Scrum Fest Osakaとは

www.scrumosaka.org

昨年はオンサイトで開催されたのですが、今年はCovid-19の影響で、オンライン開催になりました。オンラインになったら、なぜか数々の地域とAgileコミュニティがそれぞれをセッションを持つ形で、同じ時間に19セッションが同時に行われ、セッションの総数が1日で100近いものになるという、ちょっと何を言っているのか分からないカンファレンスになりました。

Scrum Fest Osaka開催前の話

自分の中では、まずは開催前の流れが印象深くて、

  • 1月に参加したRSGTで後押しを受けてRSGT開催中にプロポーザルを出す
  • 3月ぐらい?にプロポーザルをApproveしてもらうものの、すでにCovid-19でカンファレンスが続々中止になっていたので、実際開催されるの?という気持ちでいる
  • 5月中旬ぐらいにオンラインで開催されるので、予定とおり発表するか聞かれる
  • もう開催は厳しいと思っていてあまり準備もできていなかったのと、オンラインで実施するというので、(プライベートと仕事もバタバタしているし、で)発表をやるか、かなり迷う

みたいな流れで、発表しようかめちゃくちゃ迷いました。下手に承諾して、誘われた三河のトラックに穴を空けたら申し訳ないな、とか、仮にやれたとしてもめちゃくちゃ大変なんじゃないか、そこまで無理する必要ある?とか色々考えてました。一方で、すごく楽しそうだし、新しい試みに自分も参加したいという気持ちもあって葛藤していました。

なので、最初、発表するか意思決定できず、 f:id:bonbon0605:20200627154922p:plain みたいな感じで、コメントしてました。

そのあとかわぐちさんに言われたのがこれで f:id:bonbon0605:20200627155121p:plain (上の40分っていうのは別の会話の返信なんですが)

あー、ドタキャンで良いのか、って思わせてもらったのが自分にとって大きくて、ほんと全然うまくいかないかもしれないけど、めちゃくちゃ楽しそうだし、とにかくやってみようと思えたのが体験としてとてもよかったです。自分もこういうことが言えるようになりたい。

そのあと、各地のセッションやコミュニティがどんどん勝手に盛り上がっていって、みんなほんとにすごいなーという思いと、自分はこの会そのものが「Covid-19の影響で、できない」って思いこんでいたので(すでに他の場所でDiscordもZoomも体験していたのにも関わらず!!)、世の中を変えていくパワーというか瞬間を見たというか、始まる前から貴重な経験させてもらっているなと感動していました。

これって本当にすごいなと思っていて、前例とかなくても(知ってるやり方を駆使して)突き進めるのが、さすがアジャイルコミュニティという感じがして、これまでアジャイルコミュニティが培ってきた「練度」が高いからこそ、こういうことができるんだろうなと思います。

自己調整学習の話をしました

speakerdeck.com

というわけで、なんとか準備をして、最近興味をもっていた自己調整学習の話をしてきました。

ちなみに、このスライドを作るのに際しても、普段参加しているコミュニティの方にフィードバックをたくさん頂いて、内容をブラッシュアップできたので、大変ありがたかったです。

世の中には素晴らしい人がたくさんいたり、素晴らしいことがたくさんあるわけですが、「何が良いか」っていうのを知る大切さと同時に、DIYの大切さというか、自分にとって素晴らしいものを作っていく(見つけていく)っていうのが大事だなっていう思いを主軸に発表させてもらいました。

あと、教育心理学的には、「科学的概念」が自分の持つ「素朴理論」と結びつくことで理解できて、それを結びつけるためには、わかりやすい説明を聞いて自分でことばにすることが大事なので、実際に言葉にするためのテンプレートを用意したりもしたのですが、やっぱりセッション内でやった方が実施する気になると思うので、次の機会があれば、手を動かすワークとかもしながら発表できたら良いなと思いました。

クロージングのあと、めちゃくちゃ話をしました

クロージングのあと、懇親会的にDiscordで話をしたりするんだろうな、とは思っていたんですが、特にどこにいくとも分からずふらっと立ち寄ったボイスチャンネルで、途中多少の休憩を挟みつつ、夜中3時ぐらいまで話続けてしまって、最高でした。

セッションの録画が公開されたら、それを観てまた色んな話がしたいなー。

Scrum Fest Onlineは続く?

Discordがいつまで使えるのかとか全然分かっていないんですが、会が終わった後でも当時の会話が追えたり、感想ブログを見て実際の発表が後追いで見れたりするのが、Online カンファレンスの魅力かなと思います。参加者も多いので、ちょっとタイミングが合えば一緒に観たりもできますね。発表者と一緒に観ることも可能!

なので、いったいいつになったら終わるのか?あまりよく分かっていません。とりあえず録画の公開が終了したらひと段落するんですかね。

カンファレンスが始まる前から熱力があって、カンファレンスが終わっても熱量はあって、カンファレンス当日を頂点に熱量が正規分布しているようなイメージを持っているのですが、これまでのカンファレンスとは違う変化が、おもしろいなーと思ってます。

というわけで、SFOまだまだ楽しみたいと思います!!